ハンドメイド楽器と言えばオカリナ
2017/07/14
オカリナを自分で作る!
ハンドメイド楽器と言えば私が真っ先に思い浮かぶのは、ステキな音色を奏でてくれるオカリナです。
そもそもオカリナの演奏をする方やオカリナが趣味の人は一度くらい自分で作ってみたことがあるのではないかと思います。
それというのもオカリナは自分で作ることの出来る楽器の代表で、ハンドメイド用のキットなどもたくさん市販されています。
こうしたキットを使えば比較的簡単に作ることが出来るでしょうし、購入したオカリナよりもひとしお愛着が沸くかと思います。
キットを使うと簡単に作れる
キットによってもオカリナの作り方は多少ながら変わってきます。
キットを使わない場合の基本は中をくり貫くことです。例えば粘土を使ってオカリナの形を作り中身をくり貫くという作り方があります。
粘土で作るため形を自由自在にできるのが利点です。
粘土は失敗してもいくらでも形を整えることが出来るため、満足の行く形になるまではやり直せばいいのです。
満足の行く形が出来てから、崩れないように固めればいいのです。
ですが粘土を使ったものは乾かさなければならないため時間がかかるのが難点です。その分作り甲斐があると言えます。
粘土から作られるのが一般的なオカリナ
オカリナは陶器であるため、一般的には粘土で作るのが基本です。しかし粘土以外で作った変り種のオカリナも存在します。
例えばペットボトルや空き缶、ストローなどでもオカリナを作ることが出来るのです。粘土を使って作るよりも簡単なため、初心者の方にはこちらのほうがオススメです。
ペットボトルの場合は側面にいくつかの穴を開けて、穴を押さえながら飲み口から息を吹き込むと音が鳴ります。ペットボトルの形や材質、大きさなどによって音の鳴りやすさが決まってきます。
比較的丸みを帯びた形のほうが音が鳴りやすいです。色を塗れば、よりオリジナリティのあるオカリナを作ることができます。
空き缶の場合は飲み口に先を潰したストローを貼り付けて、側面に同じように穴を開けるとオカリナの出来上がりです。
このように円形になっているものであれば、吹き込み口さえ作ればどんなものでもオカリナにできるというわけです。
また同じ材料で作ったとしても大きさや形、穴の位置などによりまったく違う音色になるのがオカリナの魅力なのです。
最後に
私自身は粘土で作るオカリナを体験教室で作ったことがあります。
先生の教えを聞きながら自分でオカリナを作る作業はとても楽しかったです。ただ私は不器用なため、先生の言うとおりに作ったはずなのに見本とはまったく違う形になりました。
しかしそれはそれで味のある形になったため、私としてはとても満足の行く仕上がりでした。